床材の種類

床材の種類は、大きく分けると、「木質系」、「天然素材系」、
「繊維系」、「畳」、「合成樹脂系」の5種類があります。

木質系

複層フローリング

木質系は、一般的に「フローリング」と呼ばれています。

複層フローリングは、素材となる合板の表面に
薄く削った天然木の短板を貼ったものです。

色味や機能、単価もさまざまで、施工が楽という特徴があります。

デザインのバリエーションが豊富で、反りや伸びが少なく安定していて
水や薬品にも比較的強くメンテナンスも容易です。

ただし、調湿作用が少なく、傷がつくと目立つ、
冬場等は冷たく感じるなどのデメリットがあり、
表面材の塗装が磨耗したりはがれたりすると見栄えが悪くなります。

単層フローリング

単層フローリングは、むく材(天然木)をそのまま加工したものです。

主な素材はナラ・パイン・ブナ・ヒノキなどです。

複合フローリングよりも値段が高くなりますが、
本物ならではの質感や香りを楽しむことが出来ます。

調湿作用があり、踏み心地が柔らかで足への負担が小さく、
温かみがあります。

ただし、メンテナンスの手間がかかること、
水や薬品に弱く、反りや伸び縮みが起こりやすく隙間があくなどの
デメリットがあります。

天然素材系

コルク

コルク樫の皮が原料になった素材です。

色合いが豊富で、適度なクッション性と遮音性、保温性があります。

サイザル麻、ココヤシ

天然素材で織った床材です。

織り方や色等が豊富で、防音性にすぐれ、
足ざわりはざっくりとしています。

大理石や御影石を使います。

重厚な雰囲気を創り出すことが出来ますが、高価です。

タイル

焼き上げる温度などによって、硬軟が異なります。

タイルは高級感や耐久性に優れますが、
冷たさや硬さを感じる事もあります。

ただし、最近では床暖房対応のものも出てきました。

籐は、水に強く弾力性があり、耐久性があるので、
水周りに使われます。

心地良い肌触りを楽しむことができます。

繊維系

カーペット

カーペットは足ざわりが柔らかく保温性、吸音性に優れます。

装飾性も高く、種類もいろいろありますが、
材質はウール、合成繊維が主流となっています。

畳は保温性と弾力性に優れ、
イグサ独特の香りや肌触りを楽しむことが出来ます。

和紙製のものや、縁のないものなど、
さまざまなバリエーションの中から選ぶことも出来ます。

合成樹脂性

クッションフロア

クッションフロアは、塩化ビニル樹脂の発砲床材の事です。

木や石、タイルなどに似せた模様や色の種類が豊富で
高い耐水性があり、油汚れにも強く、耐薬品性もあります。

また、汚れを落としやすいので、
キッチンや洗面所などにも向いています。

適度な弾力性もあります。

Pタイル

Pタイルは丈夫で、耐磨耗性があり、耐薬品性にも優れています。

掃除がしやすい素材ですが、熱に弱いです。

リノリウム

難燃性、耐磨耗性、耐薬品性があり、
静電気を防止する特徴があります。

ただし弾力性がなく、湿気があるところでの使用は劣化の原因になります。

ゴム

ゴムは、耐水性、耐磨耗性、弾力性、防音性があり、滑りにくい素材です。

特に天然ゴムは、子ども部屋や水周りで、
クッションフロアの代わりに用いられることが多い尾です。

ただし、靴の裏のゴム跡がつきやすいので、
玄関の土間には向きません。