外壁の選び方

外壁は、家の印象を大きく左右します。

とても重要な要素の一つである外壁は、
デザイン性と機能性を兼ね備えることが出来ると良いのですが、
価格やメンテナンスなども考慮し、外壁塗装 費用
を見ながら総合的に決めていく必要があります。

外壁の素材の選び方

外壁の素材を選ぶときは、
「色」、「耐火性」、「耐水性」、「耐候性」、
「デザイン」がポイントになります。

さまざまな素材があり、自由にデザインしやすいものは
比較的価格が高く、施工時間も長くかかります。

外壁の価格

外壁の価格は、初期にかかるイニシャルコストだけでなく、
メンテナンスを前提としたランニングコストも考慮しておかなければなりません。

外壁のイメージ

ショールームで見た場合と、太陽の下で見た場合とでは、
外壁のイメージが大きく異なることがあります。

大きさによっては、色の鮮やかさや明るさも変わることもあります。

可能であれば、住宅会社やメーカーに相談し、
採用しようと思っている外壁を入れた場合の
外観パースを作ってもらうと良いと思います。

外壁の工法

外壁の工法には、大きく分けると「乾式工法」と「湿式工法」の2つがあります。

「乾式工法」と「湿式工法」は、どちらも特徴があります。

メリットとデメリット、それぞれの工法の種類を知り、
自分の家の外壁をどうするか検討してみてください。

乾式工法

乾式工法は、工場で生産されたパネルや合板などを
現場で取り付けする工法です。

乾かす必要がなく、天候に左右されないので、
工期を短縮することができます。

また、製品は工場で生産されるので、
品質管理がしやすいというメリットもあります。

ただし、自由度が狭くなります。

湿式工法

湿式工法は、現場でモルタルや土などに水を混ぜながら作った材質で
外壁を仕上げていくという方法です。

湿式工法は、材料を塗る作業は勿論、
乾かすための養生期間が必要です。

ですから、どうしても工期が長くかかってしまいます。

また、職人の技量がそのまま出来に反映するので、
腕の良い職人さんにやってもらうというのが重要な条件になってくるでしょう。

ですが、材料の種類や調合方法によって、
質感や雰囲気をどのようにも調整することができるので、
自由度がひろがります。

乾式工法の種類と特徴

窯業系サイディング

ベースはセメントなどで、繊維質の木片や無機物を混ぜて
プレス形成などで板状にしたものです。

レンガタイル風、自然石風、塗り壁風など、
光触媒、親水性など、
色やデザイン、機能までさまざまなものがあり、
価格なども幅広いです。

品質が安定していて、施工性が良いというメリットがありますが、
年が経つにつれて色あせやつなぎ目のコーキングの切れなどがあり、
再塗装等のメンテナンスが必要になります。

金属系サイディング

ガルバリウム、アルミ、スチール、ステンレス等の金属を成型し、
裏に断熱材を入れた外装材です。

セラミック系

タイル貼りと同じような仕上がりになります。

桟がついた下地パネルに、タイルや石を引っ掛けて取り付けたり、
あらかじめ工場でパネルにタイルを接着加工したりするものがあります。

耐熱・耐水・耐火性に優れ、色あせや劣化の心配もありません。

ですが、パネルのジョイント部分に施されたコーキング材の劣化状況を
定期的に確認し、ヒビや割れがある場合は補修が必要です。

補修にかかる金額は高額です。

ALC

主原料は石灰質原料と珪酸質原料です。

この主原料に発泡剤や混和材を混合して形成し、
養生硬化させた多孔質の軽量気泡コンクリートのパネルを作ります。

主に鉄骨づくりの床や壁、天井などに用いられます。

断熱性、耐火性に優れ、軽量で加工も容易ですが、
塗装の方法によっては金額が大きく異なります。

また、気泡の部分に水がたまり、吸収されやすいとうデメリットがあります。

湿式工法の種類と特徴

吹き付け

吹き付けは、モルタルを下地に、
リシン、スタッコなど樹脂系の塗料を吹き付ける外装仕上げです。

左官仕上げのリシン落としのような風合いや、
ローラーやこてでスタッコ状の模様を施したもの、
下塗り、主材、上塗りの複層の仕上げなど、
さまざまな表情を作ることが出来ます。

ただし、年が経つにつれて劣化し、
ひび割れが出て雨水の浸入があるので、
再吹き付けが必要です。

左官(塗り壁)

各地域で産出される可能性のある土を主原料とします。

混和材やのり、植物繊維のスサ、骨材などを練り上げて作る土壁、
消石灰を主原料として、海草糊などの糊液とスサを練り上げて作る漆喰、
セメント、骨材、混和材、水を練り合わせたセメントモルタなどがあります。

コテやローラーなどで模様をつけるので、
オリジナリティが出ますが、職人の技術を必要とします。

防火性、耐火性が高く、遮音性に優れるというメリットの反面、
ひび割れ、汚れ等がつきやすい、
品質にばらつきが出るなどのデメリットもあります。

タイル

タイルは、土や石を粉砕して成型し、高音で焼き固めた陶磁器の建材です。

乾式工法のセラミック系デザインにあたるものですが、
吸水率や素材の違いによって、磁器質、せっ器質、陶器質に分けられ、
外壁には、吸水率の低い磁器質とせっ器質のタイルが主に使われます。

色彩や質感がよく、耐久・耐火・耐候性にすぐれ、
メンテナンスはほぼ不要というメリットがありますが、
重量があるので建物に負担がかかりやすく、
施工にも手間がかかるというデメリットがあります。

また、剥離の恐れがあること、高額なことなどから
近年は、乾式工法が主流になっています。

コンクリート打ちっぱなし

コンクリート打ちっぱなしとは、
鉄筋コンクリート作りの構造躯体を、
そのまま外壁に生かした仕上げです。

型枠によって平滑で光沢のあるし狩り、
表情のある杢目(もくめ)模様が可能です。

撥水材で保護すると、コンクリートの表面が美しく保たれます。

耐久性・耐火性が高く、形も自由に出来ます。

ただし、養生や打設によって品質が均一ではなく、
高額で施工に時間がかかるのがデメリットです。

軽量で施工性も良く、商品のバリエーションもたくさんあります。

また、軽量のため、建物に負担がかからないというメリットもあります。

ただし、物がぶつかったとき等に変形したり、
年が経つにつれて色あせや錆がでます。

再塗装が必要です。

屋根の選び方

家の印象を大きく左右する屋根。

この屋根を複雑な形にして、
おしゃれな住まいにしたいと考える人も多いでしょう。

ですが、屋根の形状は、複雑にすればするほど
強度と防水性が低くなり、コストが高くなります。

デザイン性を重視するのであれば、
コストは覚悟しなければなりませんし、
同時に屋根の機能が損なわれないように注意する必要があります。

屋根の形状

屋根の形状には色々あり、それぞれ特徴があります。

一般的な屋根といえば、切妻と寄棟です。

また、若い世代を中心に、モダンな印象を与える片流れ屋根や、
陸屋根も多く採用されています。

それでは、屋根の形状についてみていきましょう。

切妻(きりつま)

切妻は形がシンプルなためコストを抑えることができます。

和洋、どちらにも合うため多くの住宅で採用され、
雨仕舞いが優れています。

寄棟(よせむね)

寄棟は構造上頑丈なため、人気があります。

和洋、どちらにも合うので多くの住宅で採用され、
頑丈で耐久性に優れています。

台風にも強いといわれています。

真上から見て正方形のものを「方形(ほうぎょう)」といいます。

入母屋(いりもや)

主に和風住宅で採用されます。

重厚で格調高い印象を与えます。

ややコストが高いです。

片流れ(かたながれ)

モダンで個性的な印象を与える屋根です。

換気の工夫が必要な事、ややコストが高いという特徴もあります。

マンサード

ヨーロッパ調の屋根です。

屋根裏を広く取ることができます。

陸屋根(ろくやね)

屋根を庭園や運動場として利用することができます。

ただし、雨水処理が難しいため、
木造住宅の屋根には適しません。

屋根の材質の選び方

屋根の材質を選ぶときは、デザインだけでなく
建物の構造や建てる地域の気候を考慮した上で選ぶ必要があります。

屋根の最も重要な役割は、暑さや寒さ、雨をしのぐ事、
家を守る事です。

ですから、雨水が建物の内部へ侵入するのは防ぐ必要があるため、
「雨仕舞い」のよさを第一に考え、
耐震性、デザインの自由度、価格等をあわせて検討しましょう。

金属屋根材

屋根材として、ガルバリウム銅板などの金属屋根材があります。
ですが、断熱性や遮音性が低い事、
腐蝕や色あせも起きてくるというデメリットがあります。

ストレート

石綿やコンクリート系の素材を使った屋根材です。

ストレートは、かわらに比べて軽いだけでなく、
耐震性にも優れます。

また、色やデザインのバリエーションが豊富です。

さらに、比較的価格が安く、
施工が簡単で工期も早いというメリットもあります。

ただし、塗膜のはがれ、色あせが生じやすく、
それがコケやカビの原因になるというデメリットがあります。

日本の屋根というと、瓦屋根と言うイメージが根強いですが、
重量と雨仕舞いの悪さ、また、地震に弱く、
ずれたり落ちたりする恐れがあるということから
最近は敬遠されつつあります。

瓦を採用するのであれば、耐力壁を多めにし、
雨仕舞いの良い屋根形状を選択することが必要です。

断熱材の選び方

断熱材は、快適な済み心地を実現する際、
とても重要な役割を果たすものです。

断熱材は、外気温の影響を和らげ、
室内の温度を一定に保ちます。

そして、冬は寒さから守り、夏は熱気を遮断します。

ですから、効果の高い断熱材の使用は、
快適さが得られるだけでなく、冷暖房費の節約にもつながります。

また、結露を防ぎ、家の寿命を延ばし、
シックハウス症候群の原因とされるカビやダニの繁殖も抑えることができます。

ですが、断熱性能が低いと、
暖房をしている部屋の天井と床の温度差が大きくなり、
快適感を得ることが出来なくなります。

さらに暖房をしていなければ、
部屋と風呂や脱衣場、トイレ等の水周りとの温度差により
ヒートショックを起こして脳梗塞や心筋梗塞を招くリスクも高くなります。

断熱工法

住宅の断熱工法には、「充填断熱」や「外張り断熱」などがあります。

充填断熱

充填断熱は、柱と柱の間に断熱材を入れる方法です。

柱と柱の間に断熱材を入れるので、
外張り断熱と比べると断熱材を厚く入れることが出来、
比較的建築コストを抑えることもできます。

外張り断熱

外張り断熱は、断熱材を柱や梁などの構造躯体の外側に貼る方法です。

断熱材の中に構造躯体を入れるので、
外部の環境から躯体を保護することができます。

充填断熱に比べると、柱や梁などの耐久性が上がり、
施工しやすく気密がとりやすいという特徴があります。

断熱材の種類

無機繊維系断熱材

グラスウール、ロックウール

発砲プラスチック系断熱材

硬質ウレタンフォーム、ビーズ法ポリスチレンフォーム、押出法ポリスチレンフォーム

天然素材系断熱材

セルローズファイバー、インシュレーションボード、羊毛断熱材、炭化発砲コルク

*断熱材で最もポピュラーなのは、グラスウールなどです。

サッシ

サッシも断熱に効果を発揮します。

外気の影響を受けやすいアルミよりも、
樹脂複合サッシが良いでしょう。

 

サッシの種類

窓は、部屋の用途に応じて最適なものを選ぶことが大切です。

窓の役割には、「採光」と「通風」がありますが、リビングルーム②
部屋の用途に応じて大きさや機能性を
どこまで求めるかが問題になります。

そして、窓を選ぶときのポイントとなるのは、
「サッシ(枠)」、「ガラス」、「開閉方式」の3つです。

サッシの種類

スチールサッシ

スチールサッシとは、鋼鉄製の窓枠の事です。

骨組みが丈夫で見た目にも重厚な印象があります。

しかし、錆びやすい素材のため、
表面に水分を残さないようにしなければなりません。

また、重量があるので、開閉には力が必要です。

長年使用していると戸車等が傷んできますし、
施錠も他の素材に比べるとスムーズさが良くありません。

常にすべりを浴するためには、
少量の油を塗るなど手入れが必要です。

機密性はアルミサッシに劣ります。

アルミサッシ

アルミサッシは、寸法精度が高く、複雑な形状でもつくることができます。

ですから、窓の形にデザイン性を演出することができますし、
気密性、耐久性に優れます。

さらに、軽いので、開閉も楽です。

ただし、窓の外枠の温度差によって結露しやすいという点がデメリットです。

水滴がついたままだと皮膜が傷み、
やがて腐蝕してしまいます。

また、柔らかいので傷つきやすいというデメリットもあります。

樹脂サッシ

樹脂サッシは、硬質塩化ビニール樹脂の
プラスチックが使われている窓枠のことをいいます。

遮音性、断熱性に優れ、結露を防ぐことが出来るので、
寒冷地でも普及しています。

また、複層LOW-Eガラスと組み合わせる事によって、
断熱性をさらに高めることが出来ますが、
アルミサッシと比べると強度が下がります。

木製サッシ

木製サッシは、温かみのある質感と結露しにくいというメリットがあります。

気密、断熱性にぐれた製品も出てきています。

ただ、腐蝕があること、
長年使用していると収まりが悪くなったり、
塗装がはげてきたりします。

気密性、断熱性に優れ、腐蝕しにくい製品もありますが、
それらは高額です。

複合サッシ

サッシ枠の室外側がアルミで、室内側が樹脂や木製のタイプのサッシです。

アルミの結露しやすい欠点を室内側に
熱伝導率の低い素材を使用することによって改善しています。

ガラスの種類

ガラスの種類

透明板ガラス

透明板ガラスは、フロート版ガラスとも言われる一般的なガラスです。

居室など採光をよくしたい部屋に用います。

すり板ガラス

すり板ガラスは、フローとガラスの片面に
すり加工を施した半透明ガラスです。

視線をさえぎることができ、光を取り入れることも出来るガラスで、
プライバシーを重視したい部分に用います。

型板ガラス

型板ガラスは、片面に型模様をつけ、光を通し、
視線をさえぎるガラスです。

化学的性能は透明板ガラスと変わりません。

北側の窓に用いられることが多いです。

網入りガラス

網入りガラスは、金属製網を封入した板ガラスです。

防火戸に使用され、割れたときにガラスが落ちにくいというメリットがありますが。

しかし、割れても大きな音がしないので、
空き巣に狙われやすいとも言われます。

強化ガラス

強化ガラスは、一般的な普通板ガラスと比べて3~5倍の強度があります。

耐熱ガラス

耐熱ガラスは、温度変化に強いガラスです。

コンロ付近の壁などに採用される事が多いです。

LOW-Eガラス

LOW-Eガラスは、ガラスの表面に特殊なコーティングを施し、
熱伝導をしにくくしたガラスです。

殆どは、複層ガラスと共に採用され、
取り付け方法によって外からの熱をさえぎる「遮熱タイプ」、
室内の熱を逃がしにくくする「断熱タイプ」があります。

また、LOW-Eガラスには、紫外線を防ぐ効果もあります。

真空ガラス

真空ガラスは、2枚のガラスの間に、真空層を設けたガラスです。

真空層が熱を伝えないという原理を活かし、
断熱性を高める特徴があります。

1枚ガラスしか利用できないアルミサッシにも、
ガラスの交換だけで簡単に装着することができます。

メリットの多いガラスですが、とても高額です。

複層ガラス

複層ガラスは、ガラスとガラスの間の中間層に
乾燥空気等が封入されているガラスで、
高い断熱性があります。

その断熱の効果は、空気層の厚さによってことなりますが、
遮音性は期待できないので、防音を重視するなら、
二重サッシを採用したほうが効果的です。

防犯ガラス

防犯ガラスは、フィルムを貼ったガラスです。

熱反ガラス(熱線反射ガラス)

熱反ガラス(熱線反射ガラス)は、店舗などで使われる
鏡のようなガラスです。

 

窓の種類

窓の種類

窓にはさまざまな種類があり、
開閉方法によって通風や採光、気密性が変わります。

引違い窓

日本で最も一般的に用いられている窓の形です。

採光、通風共に優れ、主に居室で使用されます。

ガラス面積と開閉面積が大きく、
隙間が生じやすいという問題があります。

また、断熱や遮熱性能が劣るという特徴がありましたが、
近年は、サッシの性能がよくなり、断熱性は向上しています。

はめ殺し窓

はめ殺し窓は、開閉できず、掃除が難しいという欠点もあります。

主に明かりとりのために使われる窓で、Fixとも言われます。

形の自由度が高く、角型や丸型など
デザイン性を重視して採用され、
吹き抜けの上部に取り付けられることが多いです。

縦滑り出し窓

縦滑り窓は、左右どちらかを軸にし、一方に開く窓です。

通風・採光に有効で、機密性も良く、
横幅が狭い窓に重用されます。

開閉は、片開きと両開きがあり、
洋風のテイストを出したいときは両開きを選ぶと効果的だといわれています。

内倒し窓

内倒し窓は、室内に向けて倒れるようにして開く窓ののおとです。

手が届きにくいキッチンカウンターのような場所に向いていて、
内側に倒れるので落下防止にも優れています。

外倒し窓

外倒し窓は、外側に倒れる窓の事です。

横滑り出し窓

横滑り出し窓は、サッシの下側が外に向かって開くタイプです。

気密性に優れた窓です。

上げ下げ窓

上下2枚の障子のうち、片方のみが動くタイプを片上げ下げ窓といいます。

上下2枚の障子の両方が動くタイプを、両上げ下げ窓といいます。

上げ下げ窓は気密性が高いので、寒冷地に適しています。

ルーバー窓

ハンドルを回すと、ガラスの羽の角度を変えて開閉する窓を
ルーバー窓といいます。

ルーバー窓は通風量は多いのですが、
気密性に劣り、防犯性が低いのが欠点です。

折りたたみ窓

回転窓

床材の選び方のコツ

床材は、壁のクロスと常にセットで目に入ってきますから、
クロスの素材や色とのバランスを考える必要があります。

見た目だけで選ぶのではなく、
実際の暮らし方を踏まえて選ぶ必要があるので、
床に座る生活をするのか、
イスやソファに座る生活をするのかを考えましょう。

イスに座る生活をするのであれば、
床材は日常の動作に直接影響を与える事になります。

また、用途を良く考えて選ぶことも必要です。

たとえば、寝室で使用する床材と、
脱衣場で使う床材では重視すべき点が異なります。

寝室で使用する床材には、快適さを優先すべきですし、
脱衣場で使用する床材には耐水性が求められます。

興味のある素材は、実際にショールームに行き、
素材感や踏み心地を確かめてみる事が必要です。

床材の種類

床材の種類は、大きく分けると、「木質系」、「天然素材系」、
「繊維系」、「畳」、「合成樹脂系」の5種類があります。

木質系

複層フローリング

木質系は、一般的に「フローリング」と呼ばれています。

複層フローリングは、素材となる合板の表面に
薄く削った天然木の短板を貼ったものです。

色味や機能、単価もさまざまで、施工が楽という特徴があります。

デザインのバリエーションが豊富で、反りや伸びが少なく安定していて
水や薬品にも比較的強くメンテナンスも容易です。

ただし、調湿作用が少なく、傷がつくと目立つ、
冬場等は冷たく感じるなどのデメリットがあり、
表面材の塗装が磨耗したりはがれたりすると見栄えが悪くなります。

単層フローリング

単層フローリングは、むく材(天然木)をそのまま加工したものです。

主な素材はナラ・パイン・ブナ・ヒノキなどです。

複合フローリングよりも値段が高くなりますが、
本物ならではの質感や香りを楽しむことが出来ます。

調湿作用があり、踏み心地が柔らかで足への負担が小さく、
温かみがあります。

ただし、メンテナンスの手間がかかること、
水や薬品に弱く、反りや伸び縮みが起こりやすく隙間があくなどの
デメリットがあります。

天然素材系

コルク

コルク樫の皮が原料になった素材です。

色合いが豊富で、適度なクッション性と遮音性、保温性があります。

サイザル麻、ココヤシ

天然素材で織った床材です。

織り方や色等が豊富で、防音性にすぐれ、
足ざわりはざっくりとしています。

大理石や御影石を使います。

重厚な雰囲気を創り出すことが出来ますが、高価です。

タイル

焼き上げる温度などによって、硬軟が異なります。

タイルは高級感や耐久性に優れますが、
冷たさや硬さを感じる事もあります。

ただし、最近では床暖房対応のものも出てきました。

籐は、水に強く弾力性があり、耐久性があるので、
水周りに使われます。

心地良い肌触りを楽しむことができます。

繊維系

カーペット

カーペットは足ざわりが柔らかく保温性、吸音性に優れます。

装飾性も高く、種類もいろいろありますが、
材質はウール、合成繊維が主流となっています。

畳は保温性と弾力性に優れ、
イグサ独特の香りや肌触りを楽しむことが出来ます。

和紙製のものや、縁のないものなど、
さまざまなバリエーションの中から選ぶことも出来ます。

合成樹脂性

クッションフロア

クッションフロアは、塩化ビニル樹脂の発砲床材の事です。

木や石、タイルなどに似せた模様や色の種類が豊富で
高い耐水性があり、油汚れにも強く、耐薬品性もあります。

また、汚れを落としやすいので、
キッチンや洗面所などにも向いています。

適度な弾力性もあります。

Pタイル

Pタイルは丈夫で、耐磨耗性があり、耐薬品性にも優れています。

掃除がしやすい素材ですが、熱に弱いです。

リノリウム

難燃性、耐磨耗性、耐薬品性があり、
静電気を防止する特徴があります。

ただし弾力性がなく、湿気があるところでの使用は劣化の原因になります。

ゴム

ゴムは、耐水性、耐磨耗性、弾力性、防音性があり、滑りにくい素材です。

特に天然ゴムは、子ども部屋や水周りで、
クッションフロアの代わりに用いられることが多い尾です。

ただし、靴の裏のゴム跡がつきやすいので、
玄関の土間には向きません。